相談から見える東日本大震災の影響(3ヶ月後)
震災直後は、東京近郊に在住で親族が被災した人や、電力供給問題や製造工場の被災、流通のストップなどが要因で
仕事が減った人などからの相談が増えました。
震災後しばらくたってからは、長引く震災の影響と原発事故処理のために、生活の破たんを余儀なくされるケースが
見られます。その要因も、必要な対策も多岐にわたるので、個別ケースでの対応が必要となってきています。
<相談事例>
1)実家が被災し、両親を探しに行っている間の収入がなく、家賃を延滞したために、退去しなければいけなくなった。
2)仕事がなく実家に戻る予定をしていたが、実家が原発の強制避難地域になって戻れなくなった。
(両親は東京で都営住宅に住み、失業保険と義援金で暮らしている。)
3)震災前に面接し採用が決まっていたが、震災後に採用が取り消しとなり、アルバイトで安定した収入が得られず
借金の返済が難しくなった。
4)タクシーの運転手をしているが、震災後に利用者が減り、歩合収入が大幅に減少。借金の返済ができず、生活もできない。
5)ホテルにパート勤めしているが、震災後2ヶ月間ホテルが休業し、ようやく再開したが勤務時間が少なく生活が厳しい。
既に社協から融資を受けていて返済が滞っている。
また、現在は金融機関や消費者金融に対して、政府から借金の返済猶予が出されていますが、その猶予期間後には、
生活に行きづまる人が増えてくることが見込まれます。
金銭面で一度行き詰まった生活を再生するためには様々な方法があります。
ぜひ、早めにご相談にいらっしゃっることをおすすめします。
「家賃を滞納して来週にでも引っ越さなければいけない」「子どもの学費を払えなくてヤミ金から借りて督促に悩んでいる」など、
お困りの内容についてじっくりお話を伺い、解決策をご一緒に考えます。
お電話、お問い合わせフォームでのご連絡をお待ちしています。
相談内容から見える震災の影響
東日本大震災から1ヶ月が経ちましたが、未曾有の大規模震災及び長引く福島原発事故による市民生活への影響が、
当相談窓口に入る相談内容からも顕著になってきました。
被災地や被災者の様子は日々の報道から知ることができますが、東京にお住まいで親族が被災された方や、
電力供給問題や製造工場の被災、流通のストップなどが要因で仕事が減った方からの相談が増えてきています。
・(非正規で調理師、建設業、販売員などで働く方々から)仕事が激減して収入が半分になった。
・実家が被災し、仕送りの額が増えた。
・(宮城の)実家から子どもの学費援助を受けようと考えていたが、被災して頼れなくなってしまった。
・(正規雇用の方から)勤務先の売り上げが悪化したため、給与が半分になってしまった。
・妻の実家が被災し、行方不明の親を探すために仕事を休まざるを得なくなり、その間の収入がなくなった。
相談者の困っている状況も原因も様々で一様の解決策というのはないですが、
今回のような状況に関わらず、生活困窮の問題は早めにご相談いただくことが重要ですので、
ぜひお早めにご相談ください。
相談者の声
これまで20年近くの間、月末はずっと返済のことばかり考えていました。毎月の借金返済のために、別なところから借りるということをくり返していました。
弁護士を訪ねようともしましたが、敷居が高くなかなかできませんでした。たまたま、ホームページでこちらの相談室を見つけ訪ねたところ、ていねいかつ親身に相談にのっていただき、安心して債務整理を決意できました。
保有する不動産をどうするか、任意整理か破産かといった方針を私が決めるのに時間がかかりましたが、自己破産でいくと決めてからは比較的スムーズに進みました。こちらで紹介していただいた弁護士さんからは細かなアドバイスをいただけ、スムーズに裁判所から免責許可を得ることができました。
現在は安らかな気持ちで眠ることができるようになりました。少しですが、お金も残るようになりました。これからは、以前のようにぜいたくに走るのではなく、身の丈に応じて使うようにしようと反省し、生活を改めているところです。
こちらの相談室で相談にのっていただいたことをきっかけに、文字通り人生の再スタートを切ることができました。ありがとうございます。
融資事例
●相談者:50代男性(妻と子どもとの4人世帯)
●年収:本人350万円/子ども200万円/親200万円
●相談の経過
リストラで失業後、生活費補填で借金、その後夫婦で自己破産。就業後は順調に生活していたが、子どもの派遣切りと親の入院とが重なり生活が回らなくなった。
⇒ 延滞した家賃と住民税、および入院費用を融資。
融資以外での解決事例
●相談者:60代男性
●週1回の仕事
●相談の経過
職場を解雇され、生活が回らない。消費者金融の借金と家賃、税の延滞あり。
⇒ 消費者金融の借金は司法書士会へ同行し、任意整理の方向で委任。過払い金が戻ってきたので家賃、税の延滞金の返済にあてた。早速、生活保護の申請にも同行、スピーディーに生活保護の受給が決定した。
融資事例
●相談者:50代女性
●年収:250万円
●相談の経過
引越し等で借金し、数年前に弁護士に任意整理を依頼、現在分割返済中。2ヶ所で仕事をしていたが、1ヶ所解雇され収入が低かった間に、家賃と分割返済中の支払を延滞。
⇒ 延滞している家賃と、分割返済中の借金の残額を融資。その後子ども夫婦と同居することによって住居費が縮小し、生活はさらに安定した。
融資事例
●相談者:50代男性(妻と子どもとの4人世帯)
●年収:本人770万円/妻170万円
●相談の経過
会社の業績不振により給与が減り、住宅ローンのボーナス分が支払えなくなり自己破産。貯めていた子どもの教育資金を、親の手術入院費用にあてた。
⇒ 子どもの入学金と前期授業料を融資。子どもは予定通り希望の大学に入学することができた。
融資事例
●相談者:50代男性
●年収360万円
●相談の経過
営業成績を確保するための交際費を消費者金融に借金し、数年前に弁護士に任意整理を依頼。現在分割返済中。
⇒ 家賃の安い所へ引っ越すための引越費用と延滞分の家賃、および滞納している住民税を融資。予定した物件に無事引越しができ、ようやく安定した生活が営まれるようになった。
※お問い合わせはメールでも受け付けております(専用フォームをご利用ください)。














